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TOGAシリーズ焼成スケジュール

TOGA前歯画像.png

TOGA HT-S審美&HT-K機能
TOGA LT-type

​TOGAシリーズをご利用される場合は、以下の焼成スケジュールと注意事項を必ずご確認ください。
​なお、焼成状況は炉の種類や形状、カラーリキッド等の併用によっても異なりますため、必ず試焼きを行なってください。


注意事項
ロングスパンブリッジや肉厚の修復物に使用する場合、複数の修復物を同時に焼成する場合は焼成スケジュールの変更が必要です。以下の焼成スケジュールで十分な焼成ができない場合は、係留時間を延ばすなどの調整をしてください。

焼成温度が適切でない場合、色が不均一になったり、思ったような色合いにならないことがあります。高すぎる温度や低すぎる温度は色ムラを引き起こす原因となります。

焼成中や焼成後に発生する急激な温度変化や不均一な冷却は内部応力を生じさせ、透過性を低下させる原因となりますので、緩やかに冷却させ内部応力を最小限に抑えるようご注意ください。

焼成時間が短すぎたり長すぎたりすると、ジルコニアの色が変わることがあります。適切な時間を守らない場合、所定の色を得ることが難しくなります。

ジルコニアは焼成中に結晶相が変化することがあります。特に、モノクリニック相やテトラゴナル相への変化は透過性に悪影響を及ぼすことがあります。これらの相変化を最小限に抑えるため、炉内の温度分布を均一に保ち適切な焼成プロセスをご確認ください。

TOGA MT-type

​単冠~6連結歯の場合の推奨スケジュール

​STEP①室温から1150℃まで毎分8℃で昇温する。
STEP②1150℃になったら30分係留、その後1300℃まで

     毎分2℃で昇温する。
STEP③1300℃になったら1480℃まで毎分4℃で昇温する。
STEP④1480℃で2時間係留
STEP⑤1480℃から800℃に毎分-8℃で冷却する。
​STEP⑥800℃になったら室温まで自然冷却する。
         ※800℃から室温(約20℃)に毎分6~8℃で冷却する。
         
※急激な温度変化により破損する可能性があるため、
    高温状態で炉から出す場合は、エアコンの風が当た
           る場所や冷えた金属皿に近づける等は避けること。

​単冠~6連結歯の場合の推奨スケジュール

​STEP①室温から1150℃まで毎分8℃で昇温する。
STEP②1150℃になったら30分係留、その後1300℃まで

     毎分2℃で昇温する。
STEP③1300℃になったら1450℃まで毎分4℃で昇温する。
STEP④1450℃で2時間係留
STEP⑤1450℃から800℃に毎分-8℃で冷却する。
​STEP⑥800℃になったら室温まで自然冷却する。
         ※800℃から室温(約20℃)に毎分6~8℃で冷却する。
             ※急激な温度変化により破損する可能性があるため、               高温状態で炉から出す場合は、エアコンの風が当た                    る場所や冷えた金属皿に近づける等は避けること。

TOGA-HT焼成スケジュール画像_edited.jpg
TOGA-MT焼成スケジュール画像_edited.jpg

TOGA HT-K機能&TOGA LT-type

​7連結歯~フルマウスの場合の参考スケジュール

​STEP①室温から1150℃まで毎分4℃で昇温する。
STEP②1150℃になったら30分係留、その後1500℃まで

     毎分2℃で昇温する。
STEP③1500℃で2時間係留
STEP⑤1500℃から800℃に毎分-6℃で冷却する。
​STEP⑥800℃になったら室温まで自然冷却する。
         ※800℃から室温(約20℃)に毎分6~8℃で冷却する。
               ※急激な温度変化により破損する可能性があるため、               高温状態で炉から出す場合は、エアコンの風が当た                      る場所や冷えた金属皿に近づける等は避けること。

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